コロナ禍の「パチンコよかった探し」

こんにちは。偏愛パチンコライターの栄華です。

一人暮らしをしている私の家族が濃厚接触者になった話(→先月の記事)の続報から。家族は74歳。2週間も外部との交流を断って生活したら体力や認知機能が衰えてしまうのではと心配していましたが、頭も足腰もすこぶる健康で仕事にも難なく復帰。すっかり元通りの暮らしに戻りました。和服をリフォームして洋服を作るのが趣味で、先日は「着物を買いに大須へ行こう!」と誘われました。大須は名古屋で一番大きな商店街がある街。昭和時代にはパチンコ店もたくさんありました。アーケードを歩きながら「昔ここにはパチンコ店があったんだよ」なんて家族に説明しても「ふーん」と無関心。いずれ「マッチでパチンコホールMAPを作ろう」に「大須編」も書く予定ですが、その時は読者の皆さまからびんびんに関心を寄せて頂けるよう精進します。

と、意気込みを語っておきながら今回は「マッチでMAP」ではございません。

ひとまずの終息と考えてよいのか、嵐の前の静けさなのかよく分からないコロナ禍。陽性者数が激増し、身近な人が発症して後遺症に苦しみ、私自身ワクチン未接種だった8月~9月はかなりナーバスになっておりました。でも10月に入り、74歳の家族が元気に趣味を楽しむ姿を見て気持ちが楽になりました。

最近は「感染対策しなきゃ」と別段気を引き締めなくても自然にリスク管理できるようになりましたよね。ホッチキスを使って世界一自分の顔面にフィットするマスクを作れるようになりましたし、もはや外出中に手で目鼻の粘膜に触れるなんて暴挙です。パチンコへ行くときはアルコールスプレーを持ち歩いて台移動のたびに手指消毒もしてます。

最初は窮屈さを感じていたけど慣れてしまえばなんてことはない。冬の第6波が懸念されていますが、感染対策込みのパチンコを今しかできない経験として楽しんじゃいましょう。今回はコロナ禍のパチンコ遊技に「よかった探し」をしてみようと思います。


 7つのよかった


①「歌いたい」が台選びの動機に

歳を重ねるにつれ、独り言が増えてきたのを自覚している妙齢の読者様も多いことと存じます。私も御多分にもれず、パチンコを打ちながらの「しゃべくり」が年を追うごとに冴え渡り、コロナ禍でマスクを装着するようになってからは加速度的に発語量が増加しております。ディスタンスを取るため空席の隣を選択するのも相まって気兼ねなく独り言……いや「パチンコ台との会話」を満喫できるようになりました。さらには「打ちながら歌うこと」が楽しみに加わったのもマスクが与えたもうた恵みです。「歌いたいから」が台選びの動機になってます。十八番はゴダイゴと明菜です。

②おじさまたちの行動変容

コロナの影響か「パチンコを打ちながら鼻の穴をほじるおじさま」をめっきり見かけなくなったのは喜ばしいことです。また「トイレを出たところに設置されたアルコールスプレーの前を一瞬通り過ぎると思いきや戻ってきて消毒する」という復活大当りみたいなおじさまの姿を見かけると、その日1日ウキウキと明るい気持ちで過ごせます。

③ハンドクリームって楽しい

コロナ禍以前はハンドケアにほとんど興味がありませんでしたが、消毒液で手が荒れないよう頻繁にクリームを塗るようになりました。そして初めて知ったのです、ハンドクリームの奥深さを。気分によって香りを変えたり、特徴によって使い分けたり。パチンコ店では「潤って消毒もできる」タイプのものを使っています。

▲1、2はべらぼうに香りがよいもの。3は肌がトーンアップして手が若見えするもの。4は保湿と消毒どちらも叶えるもの
④パチンコホールの現状を世間に知ってもらえた

去年の春、パチンコへの大バッシングのさなか「台間の狭さ」を指摘して密だと叩く方々が数多くおられました。そういう方たちはだいたいパチンコ店のイメージが昭和で止まってたんですよね。確かに昭和時代は「混みあって繫盛しているように見える」と、台間が4cmしかない設計も好まれたそうですが、くつろぎ感やホスピタリティが重視されるようになってからは14cm、20cm、それ以上に広げるホールが多くなりました。さらには抜群の換気性能や、分煙板が転じた飛沫防止パネル、玉に触れずに遊技できるシステムなどが紹介され、バッシングしていた方々の昭和脳も一新されたことでしょう。

⑤店員さんへの感謝が深まった

感染予防に心を砕き、笑顔で日々現場に立っておられる店員さんたちが、以前にも増してステキに見えるようになりました。「ありがとう。大変だろうけど頑張って!」と心の中で話しかけています。

⑥風邪をひかなくなった

これはパチンコと直接関係ありませんが、多くの方が実感しておられると思います。私は去年の2月以降、今日まで一度も風邪をひいてません。例年なら年2回はこじらせ、しかも治ってからも咳が長引くタイプで厄介でした。下のような貼り紙があるホールへ咳をしながら入店するわけにいかないので風邪っぴきはなんとしても阻止したいところ。「マスク」「手洗い」「手指消毒」「咳エチケットの遵守」「手で顔をむやみに触らない」ほとんどお金もかからず、風邪で寝込んだ時のあのしんどさを避けられる。すばらしい魔法を手に入れました。

⑦遊技できることへの感謝が増した

免疫力が弱くてパチンコを打ちに行けない方や、自分自身がホールへ行けなかった時期のことを思うと、「打てること」に自ずと感謝の気持ちが湧いてきます。私は実戦系のパチンコライターではないので「打たなければいけない仕事」がほぼありません。コロナ禍によって遊技時間は減ってしまいましたが、だからこそどんな機種を選ぶか、台やホールの魅力を短時間でどれだけ感じ取れるか。一回一回をいっそう大切に思い、感覚を研ぎ澄まそうと努めるようになりました。


 みなさまも、ぜひ!


「よかった探し」のもっとも大きな効能。それは「遊技中の一瞬一瞬を大切に過ごせるようになること」だと思います。必要のないうしろめたさに蹂躙されることなく、心を強く持って、貴重な遊技時間と大好きなホールを守りましょう!

次回は「マッチでMAP」をお届けします。

栄華(えいか)
この記事を書いた人
パチンコ店の「建物」に偏愛を捧げるフリーライター。全国47都道府県、2500店舗以上のホールを訪問。「八画文化会館 vol.7 I ♡ Pachinko Hall ~パチンコホールが大好き!~」監修。主な執筆媒体は「パチンコ必勝ガイド」。CS放送パチテレ!に出演多数。偏愛パチンコバンド「テンゴ」のボーカリストとしても活動。